社員の写真 物流って「つながり」だ。

社員インタビューINTERVIEW 001

影山 駿介Kageyama Shunsuke

コンテナターミナル部 オペレーション課
2020年入社/法学部卒

2023年4月取材

トライの連続で、
港湾物流の未来を拓く。

大学時代は、体育会系のラグビー部で活躍。
現在は、清水港のコンテナターミナルをフィールドに
新規プロジェクトに携わっている。
体力とコミュニケーション力を活かし、
次世代のシステムをつくり出すのが仕事だ。
自らまわりを巻き込んで、
社会的なつながり・価値を生み出せる人間となるよう、
毎日自分磨きをしている。
物流の未来は、新しいチャレンジから生まれる。

SCROLL

経歴・現在の仕事

  • 2020

    鈴与株式会社 入社

  • 2020現在

    コンテナターミナル部オペレーション課

    2022年8月より、RTG遠隔操作化担当

prev
next
仕事風景1

「共生」の精神に深く共感。
事業フィールドが広く、
多くの知識や経験が得られる。

鈴与は、人の暮らしを支える総合物流企業でありながら、参入事業やグループ会社が多岐に渡ります。物流に留まらない幅広い知識や経験を得られる点に、魅力と可能性を感じました。また、地域社会やお客様、社員同士のつながりを大切にする「共生」の精神に深く共感し、地元である静岡に貢献したいという思いもあり入社しました。
幼少期にサッカーをやっていたこともあり、エスパルスを通じて鈴与のことは知っていました。様々な地域貢献活動や社会貢献事業を通して、地域に根づきながら、全国に、世界に事業を展開しているのも魅力です。
東京の大学に進学したので、首都圏での就職活動も行っていました。しかし、静岡の人や雰囲気が好きでいつかは地元に戻るつもりでいました。東京で満員電車に乗って就職活動をしているときに、静岡の良さを改めて感じました。

RTG(タイヤ式門型クレーン)の
遠隔操作化で
清水港の未来のカタチを描く。

現在は、コンテナターミナルにおけるRTG遠隔操作化を担当しています。RTGとはコンテナターミナルで働く荷役機械の一つで、コンテナをトレーラーに積み降ろしするときに使われるタイヤ式門型クレーンのことです。通常は機械上部にある運転室に人が乗り込んで操作するのですが、国土交通省の補助を受けて、RTGを遠隔操作化するプロジェクトに携わっています。全国で清水港が2例目で、2023年2月に本格稼働したばかりです。
実際、RTGに搭乗し操作すると、振動や無理な姿勢で身体に負担がかかり、作業環境も良いとはいえず長時間の操作は大変です。遠隔操作であれば、空調が効いている室内で仕事ができます。加えて、安全性が高く、ヒューマンエラーも少なくなり、労働環境も良くなるという理想的なシステムです。
メーカーも初めての取り組みのため、一緒になっていま清水港でしかできないことをやっています。全国に先駆けて新しい技術に踏み出していることが魅力的で、清水港の未来をつくっている感覚です。

仕事風景2

現場でのコミュニケーション力と
傾聴力が、
課題解決に必要な
原動力となる。

過去の事例が無いため、メーカーと情報交換・打合せを密に行い、実際にRTGを動かしながら現場対応や調整をしています。そのために必要なものが、コミュニケーション力と傾聴力です。
どのような操作感で、どのような運用をすればやりやすく、うまく機能するのか。その答えを出すには、多くの情報を得ることが必要になります。欠かせないのは、多くの関係各所(クレーンメーカー・港湾職員・現場責任者・コンテナヤードコントローラー)との円滑なコミュニケーションです。いつでも誰とでも話しやすいように、普段からの関係づくりも心掛けています。仕事以外の雑談をすることも大事です。何気ない会話の中にヒントが隠れていたりするので。
単に効率化を進めるのではなく、現場オペレーターの感覚までもデジタル化して、使いやすくすることを重視しています。労働力人口の減少や高齢化が進むにつれ、人の熟練に頼り過ぎないよう、IoT・AI技術を活用した港湾作業も同時に進んでいくでしょう。清水港がその先駆けとなれるように、トライを続けます。物流を通じ、物と人、人と人をつなげ、想いもつなげるために。

仕事風景3

1日のスケジュール

  • 6:30

    起床

  • 7:30

    通勤

    車通勤で、ラジオや音楽を聴く。

  • 8:00

    出社

    8:30のCY(コンテナヤード)オープンに合わせて、遠隔システムの準備。

  • 8:30

    CY(コンテナヤード)・現場対応

    遠隔操作室にてRTGの動きをコントロール。RTGに不具合があれば現場に駆けつけて、チェック・修正。

  • 10:30

    RTG遠隔操作化、次フェーズに向けた部内打ち合わせ

    プロジェクトメンバーと管理職で現状の課題を共有し、対策を話し合う。さらに、今後のCYレイアウトや運用方法について検討。

  • 12:00

    昼食

    余った時間は読書を。

  • 13:00

    遠隔RTGを使用した本船荷役開始

    遠隔RTGを使用した本船荷役作業を実施。本船荷役で使用する機器に不具合があれば、現場に出向いて補助を行う。

  • 15:30

    メーカーと打ち合わせ

    現状の不具合や部内打合せ内容、未来に向けた要望事項の共有・相談。安全や効率に関して、緊張感がある中でお互いが今までにないことを成し遂げる、という熱い意志を共有する。

  • 17:30

    CY終了後に新規導入RTGの調整作業

    走行テスト・荷繰りテスト・遠隔操作テストを行う。

  • 19:00

    退勤

  • 19:30

    ゴルフorラグビーの練習

  • 22:00

    就寝

    睡眠時間の確保が大切。

prev
next
休日の写真

休日の過ごし方

最近、ゴルフを始めて、ハマっています。休日や仕事終わりに、同期や後輩とよくゴルフに行きます。なかなか上手くいかなくて試行錯誤することが面白く、思い通りの球が打てると爽快です。加えて、大学時代に体育会系のラグビー部に入っていたので、引き続き地元のクラブチームでラグビーをして気持ちのよい汗を流しています。仕事に影響がないよう、怪我には気をつけています。現場責任者業務をしているときは、実際にコンテナ船に乗船して仕事をしていました。タラップを昇るだけでビル3階分あるので、体力が必要でしたが、ラグビーの経験が生きました。

就活生へのメッセージ

多種多様なモノ・コトに対して興味を持ち、自ら一歩を踏み出すことで自分の世界は一気に広がります。そこで広げた知見が自分だけの価値観を生み、行動にやりがいが生まれます。
私は、皆さんが当たり前に生活するための物流を支える仕事にやりがいを感じています。
皆さんは何に興味を持ち、何にやりがいを見出しますか?

就活生へのメッセージのイメージ写真

求人応募エントリーはこちら

新卒採用 キャリア採用