

社員インタビューINTERVIEW 005
コウテーロ ペドロCouteiro Pedro
情報システム室 システム開発チーム
2018年入社/社会・国際学部国際総合学科卒
システムは変化しても、
「物流」の使命は変わらない。
ブラジルのリオデジャネイロ出身だが、サッカーとダンスは大の苦手。
語学は大の得意で、高校より日本語を学び、
国費留学生として来日して大学を卒業後に鈴与へ。
ポルトガル語はもちろん、日本語、英語も話せるマルチリンガルだ。
システムに関しては、入社してから業務の中で習得。
将来は、情報分野の専門知識はもちろん、
鈴与の各事業についてもっと学んで会社のDX化に貢献したいという。
経歴・現在の仕事

地方であっても、
社会的に影響力のある会社を希望。
大学が茨城で、多くの学生が東京への就職を目指していましたが、私が希望したのは地方企業でした。東京は単純に家賃が高くて、満員電車も辛そうだなと思ったから。ただ、自分の中で条件としたのは、地方であっても、社会的に影響力を持つ会社であること。その点で、静岡を拠点に世界へ事業展開している鈴与は、とても魅力的に感じました。それまで静岡はよく知りませんでしたが、来てみると気候が温暖で自然豊かだし、住みやすくて気に入っています。
IT系の会社などで面接をすると、「将来は、世界を変えたい」みたいな超ポジティブな意見を求められることがあります。私はもっと現実的に考える方なので、「将来は、こどもを育てたい」というありのままの自分を、この会社が受け入れてくれたという感じです。
あらゆるニーズに対し、
システムによる
ソリューションを提供。
現在の仕事は、在庫管理システムなど、倉庫・DC(在庫型物流センター)に使われる各システムの開発と運営を行っています。物流はシステムのカスタマイズを比較的多く行う業界なので、国内外の現場担当者と会話して、システムで解決できる課題がないか一緒に検討することが多いです。お客様の物流要望をいただき、私たちのシステムで実現するにはどうすればいいか、技術者と議論して決めることも日々行っています。
業務は多岐にわたり、倉庫ラインでAIロボットが自動搬送するシステムをつくったり、段ボールに書かれた外国語をスマホで認識できるようにしたりさまざま。お客様によっては、システムを海外に依頼している場合も多く、外国のIT技術者と英語で打ち合わせることもあります。案件の大小に関わらず、あらゆるニーズに対し、システムによるソリューションを提供するのが、私たちの仕事です。

自分にはない考え方を知り、
最新の技術に触れられるのが魅力。
技術者と利用者の間に立つ仕事なので、一つの課題を多角的に見ることが求められます。そのために、会社のさまざまな部署の人と会話をするのですが、自分にはない見方、考え方を知ることができ、とても刺激になります。海外のシステムエンジニアとつながることで、世界的なトレンドや新規技術に触れられるのも魅力です。それらの経験を、「物流」の未来のために活かしていきたい。
「物流」は社会を支えている業界のひとつです。コロナ禍に、世の中が在宅業務や職場閉鎖で騒いでいる中で、「何があっても、私たちは止まれない」という上司の言葉が今も頭に残っています。当時、感染対策を早期に行い、事務所をサテライトオフィス等に分散し、感染により一部の事務所が閉鎖してもサービス提供が止まらないようにリスク管理を徹底しました。
時代と共にシステムは変化しますが、「物流」の使命は変わりません。

1日のスケジュール

休日の過ごし方
天気がいい時は、バイクでツーリングすることが多いですね。静岡は山道が多くてバイク乗りには最適です。滝を見るのが好きなので、ネットで探したりして、気持ちよく走れそうなルートを選んでいます。
就活生へのメッセージ
就活中に「この業界は20年後どうなっているか」とよく聞かれると思いますが、瞬間移動が発明されない限り物流だけは絶対あり続けます!さまざまな会社や業界を見て、自分の納得できる選択ができるように、最後まで頑張ってください。
