

社員インタビューINTERVIEW 007
草野 敬Kusano Takashi
営業企画室 荷姿・設備エンジニアリングチーム
2020年入社/環境建築学部卒
創造を楽しむ心と
あきらめない強い思いが、
自分の未来をデザインする。
前向きに考え、いい将来を想像し、描くために鈴与に転職。
茨城県から東京へと職場を移し、スピーディーに変化する街を楽しんでいる。
立ち上がってまだ数年の部署で結果を出すために、
「創造を楽しむ心と、あきらめない強い思い」で仕事に打ち込む。
キャリア採用だからこそわかる「鈴与の温もりや、優しさ」を
知ってほしいと強調する。
経歴・現在の仕事

人生を考え、自分を客観的にみて
鈴与という新しい可能性にチャレンジ。
私はキャリア採用です。それまで建設機械メーカーの物流子会社に10年いて、包装設計をしていました。それがコロナ禍になり、将来を考える時間が増えるようになったのです。前職のままでキャリアを進めるべきか、新しい可能性にチャレンジするべきかを客観的にみて、転職を決意しました。その理由は、3つあります。
1つは、前職で培った包装設計の業務領域、幅を広げられると思ったため。2つ目は、収入を上げ経済的な豊かさをさらに高めたかったため。3つ目は、首都圏で働きたかったため。前職の職場は茨城県でした。当時つきあっていた彼女(今の妻)が東京勤務で、結婚を視野にライフスタイルを変えることも目的としていました。
また、鈴与を調べる中で、220年以上の歴史があることを知り、それだけ繁栄をつづける企業文化や風土に関心がありました。一番の後押しは、人事担当者の方の和やかで温かな空気から、会社としてのあり方を感じたことも大きかったです。社会人を経験しているので、社風は意識しました。
言葉をヒントに
デザインした荷姿が、
新しいソリューションとなる。
私の仕事は、お客様が新しく商品化する製品の荷姿を設計(包装設計)すること。お客様がつくった部品や製品を受け取り先に届けるときの荷姿をつくっています。素材は段ボールの場合が多く、大きさ、形状、中に入れる間仕切りなどをデザインし、より効率的に、安全に運ぶためのベストバランスを考えます。対象が工業製品の場合、どのような荷姿がベストか、梱包する向きまで考え設計します。
目的は、物流費を下げたい、輸送中の貨物のダメージをなくしたい、納品後の製品品質を上げたいといった、お客様が抱えている課題・要望に対して改善提案を行うこと。お客様のため、当社営業マンに貢献するために、アイデアを生み出していけるよう日々業務に取り組んでいます。お客様のひと言にヒントがあるので、設計そのものよりヒアリング、事前情報収集がこの仕事の大切なポイントです。

自分の発想力を表現しながら、
これからの部署で活躍を。
入社直後、フィリピンのお客様から相談があり、輸出の物流費を抑えたいとのことでした。アイデアを絞り出し、シミュレーションでいい結果が出たので提案しました。採用され、実際にコンテナに入れたところ、お客様の想定コンテナ本数の2/3に削減(30%削減)。お客様の期待を超える物流のコストダウンを実現したことで、後続の案件ももらえました。しっかり結果が見えるところがこの仕事の面白いところであり、シビアなところでもあります。
包装設計は、条件をもらった中でプランニングしデザインするのですが、自分のアイデアを発想力でアウトプットするところにやりがいがあります。いまの部署は立ち上がって、まだ3年。お客さまの様々な課題に対して、自分たちの提案にどの様な価値を持たせるかという点では悩む事も多いですが、そういった点が仕事のやりがいに大きく繋がっているのではないかと感じます。それに、鈴与には専門知識を持った社員が多くいて、風通しがよくサポートしてもらえるので安心です。

1日のスケジュール

休日の過ごし方
今年入籍したばかりなので、基本的には休日は妻と外出することがほとんどです。ショッピングをしたり、公園をのんびり散歩したり、カフェでランチをしたり、動物園や水族館に行ったり。二人とも「絵やアート」が好きなので時折、美術館や博物館などに出かけたりします。私は建築にも強い関心があるので、気になった建築を見にいくこと、その場の空気を感じることも楽しみの一つです。このように妻と何気なく過ごす時間も、アイデアを生み出す上で、一見無関係のようですがエッセンスの一つだと感じています。
就活生へのメッセージ
今、皆さんは希望、期待と不安の中にいるかと思います。私はキャリア組として転職を重ねて「鈴与」に巡り合いました。就職活動で選択したことは皆さんの人生の第一歩になりますが、その選択がすべてではないと思います。何かあった時、自分の気持ちに素直になってください。そこから見つめなおせば、いつからでも人生はやり直せます。「いま、自分の素直な気持ち」を受け止め、これからの人生のスタートを切ってください。一度きりの人生が輝かしい時間となりますように祈っております。
