2026.02.06
- 海外事業
スピードと確実性を両立する緊急輸送サービス「WWEF」徹底解説

緊急で貨物を輸送する必要がある場合、どのような手段を思い浮かべるでしょうか?
一般的には、納期短縮の代表的な手段として航空貨物(Air Cargo)が活用されます。しかし、繁忙期には遅延リスクが高まるほか、通関や各種手続きに時間を要し、想定したスピードで輸送できないケースもあります。
こうした課題に対して、鈴与では航空貨物以上に迅速かつ確実な輸送を実現する緊急輸送サービス「World Wide Express Freight(WWEF)」 をご提供しています。
本コラムでは、緊急時にこそ真価を発揮するWWEFの特長についてご紹介します。
WWEFとは?
鈴与はグローバルNo.1であるUPS社と世界で唯一の戦略的パートナーであり、お客さまのニーズに合ったさまざまな配送プランをご提供しています。 その中でも、「World Wide Express Freight(WWEF)」 は、UPS社が提供する国際宅配便サービスであり、鈴与としてもご提供が可能な緊急輸送プランのひとつです。
WWEFは、UPS社の世界各国をカバーするグローバルネットワークと高い輸送能力を活用することで、小口貨物だけでなく、大口のパレット貨物にも対応しており、幅広い製品の迅速な輸送が可能となっています。
国際宅配便と航空貨物の違い
WWEFサービスは国際宅配便の一種ですが、まずは一般的な航空貨物と国際宅配便の違いを確認してみましょう。
一見すると航空貨物(Air Cargo)と似たサービスに見えますが、両者には多くの相違点があります。
| 項目 | 国際宅配便(WWEF) | 航空貨物 |
| 受託範囲 | 集荷から配達先までDoor to Door | 現地空港までが基本 ※アレンジは可能 |
| 料金体系 | 諸費用を含めた料金 | 項目別料金 |
| 搭載プライオリティ | 高 | 低 ※プライムサービスは除く |
| フライト日 | 空港搬入日当日 | 空港搬入日+1日 |
| 通関体制 | 24時間体制 | 税関開庁時間(8:30~17:00) |
WWEFのメリット
WWEFには緊急輸送に適した多くのメリットがあります。
リードタイムの短さ
出荷から現地での輸入通関、最終配送までを一貫して対応するため、極めて短いリードタイムを実現しています。
米国向け貨物の場合、平均1.8日での納品が可能で、スピードを重視した輸送に最適です。
搭載プライオリティの高さ
貨物専用機による輸送のためキャパシティが大きく、さらにWWEFは一般的な航空貨物(Air Cargo)よりも高い搭載プライオリティが付与されています。
その結果、安定的にスペースを確保でき、繁忙期でも短納期での配送が可能です。
※航空貨物では、搭乗者手荷物や生鮮品などが優先されます。
配送手配の一貫サービス
出荷から輸入通関、最終配送までワンストップで手配できるため、複数業者と個別に手続きを行う必要がありません。
そのため、手間や管理工数を大幅に削減できます。
タイムリーな貨物ステータス情報が24時間確認可能
UPS社のトラッキングシステムを活用することで、貨物のステータスを24時間いつでも確認できます。
リアルタイムで配送状況を把握できるため、遅延や予期せぬトラブルが生じた時にも迅速な対応が行えます。
シンプルな一貫料金
WWEFは容積重量で計算するため、集荷料・通関料・取扱料・航空運賃・配送料など、通常は個別に発生する各種費用がすべて料金に含まれています。
そのため、個別の試算をすることなく、利用が可能です。
鈴与の航空貨物事業の特徴
鈴与は、UPSサプライチェーンソリューション株式会社との戦略的パートナーシップにより、世界220以上の国と地域への輸送ネットワークを構築し、さまざまな国際輸送ニーズに対応しています。
航空貨物と国際宅配便の双方を活用することで、輸送条件やリードタイム、コストに応じた最適な国際輸送サービスをご提案します。
まとめ
緊急輸送において、従来の航空貨物では対応しきれないスピードと安定性を求める際には、「WWEF」は最適なサービスです。
UPS社の強力なグローバルネットワークを活用することで、短納期・簡単手続き・大型貨物への対応を実現し、緊急輸送の課題を解決します。
また、WWEFはスポットでのご利用も可能なサービスです。 緊急輸送の手段をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
鈴与は、お客さまのご要望に寄り添いながら、最適な輸送方法をご提案いたします。 物流に関するご相談がございましたら、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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国際宅配便については以下のコラムで詳しくご説明しています。
▶コラム:国際宅配便と航空貨物輸送との違いとは?国際宅配便の特徴や活用事例をご紹介します
▶コラム:国際宅配便と航空貨物輸送の使い分けポイントをご紹介します
▶コラム:国際宅配便はなぜ選ばれる? 仕組みとメリットを分かりやすく解説
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