2026.04.15

  • 港湾運送事業

清水港の助成金制度をご存知ですか?2026年度コンテナ助成制度をご紹介します!

富士山と清水港

清水港は静岡県静岡市にある全国有数の外国貿易港です。2024年度の外貿コンテナ取扱量は全国8位で5大港(東京・横浜・名古屋・神戸・大阪)、博多、北九州に次ぐ規模を誇ります。
清水港の利用には助成金制度があることをご存知でしょうか。今回は助成金制度と清水港を利用するメリットをご紹介します。
助成金制度の詳細を詳しく知りたい、助成金申請手続きのサポートを依頼したいという方はぜひお気軽にお問い合わせください。▶問い合わせ

2026年度清水港コンテナ貨物輸出入事業助成金制度の対象と助成金額

Ⅰ輸出入コンテナ貨物

新規
清水港コンテナ貨物輸出入事業助成金制度は、初めて清水港を利用する、または過去3年以上清水港でのコンテナ貨物実績が輸出入ともにない荷主さまの貨物が対象となります。
20ftコンテナでは1本あたり15,000円、40ftコンテナでは1本あたり30,000円支給されます。

既存
現在清水港をご利用いただいている場合でも、既存と異なる輸出入貨物を県外港から清水港に切り替えた場合の貨物も対象となります。
20ftコンテナでは1本あたり10,000円、40ftコンテナでは1本あたり20,000円支給されます。

①の支給に加え、品目や梱包、国、貨物、地域、港によっては追加で助成金が支給される場合があります。
輸出入コンテナ貨物(上記Ⅰ)で、下記項目に該当する場合は追加助成対象となります。

Ⅱ:戦略的特定追加助成 ※Ⅰに加算(①~⑦併用可) 20ft コンテナ 40ft コンテナ
Ⅱ-A 輸出のみ対象
① 品目Ⅰ 製材・木材※1 5,000円/1本 10,000円/1本
② 梱包 ケース・クレート・スティール梱包※2 2,000 円/㎥
Ⅱ-B 輸出入対象
③ 品目Ⅱ 食料品 10,000 円/1本 20,000 円/1本
④ 貨物 品目Ⅱ+リーファーコンテナを使用※3 5,000円/1本 10,000 円/1本

⑤ 地域

静岡県東部(富士川以東) 15,000 円/1本 30,000 円/1本
静岡県西部※4 15,000 円/1本 30,000 円/1本
山梨県・長野県 15,000 円/1本 30,000 円/1本
⑥ 国 北米※5 15,000 円/1本 30,000 円/1本
⑦ 港 中国(乍浦・寧波・青島・煙台・大連・新港) 5,000円/1本 10,000 円/1本

※1 林産業品・木材の加工品は対象外
※2 静岡県内の梱包業者を利用した貨物。簡易梱包(パレット・スキッド等)は対象外
※3 品目(食料品)に該当し、さらにリーファーコンテナ(AS DRY 使用は対象外)を使用する貨物
※4 静岡県西部(浜松市・磐田市・掛川市・袋井市・湖西市・御前崎市・菊川市・周智郡森町)
※5 北米航路に投入された本船で清水港にて船積み・船卸しされる貨物

その他の追加助成の対象はこちらのリーフレットに記載していますのでぜひご覧ください。
▶リーフレット

清水港を利用するメリット

清水港を利用するメリットは助成金制度の他にもあります。

(1) 5大港に匹敵する航路網

清水港は2024年度外貿コンテナ取扱量全国8位と日本有数の物流港湾です。15カ国46港の主要港湾とを直行で結び、大都市港湾と同等のリードタイムで世界各国への輸送が可能です。北米、極東アジア、東南アジア、南アジアと合計で21航路、週20.5便(2026年4月現在 )が定期寄港しておりバランスの良い航路網を形成しています。
清水港は日本国内でも数少ない北米航路が寄港する港であり、清水港の重要性が船会社からも高く評価されています。

(2)静岡県外への輸送にも最適な立地

国道1号線沿いに港があり、東名・新東名、中部横断道、圏央道へのアクセスも良く、静岡県内のみならず山梨県や長野県、関東地方、中京地方への輸送にも最適な立地です。
また、北海道、東北、九州など内航RORO航路で結ばれ、清水港を起点とした全国への効率的な輸送が可能です。

(3)事前予約制で効率的なコンテナ搬出入体制

東京港をはじめとする大規模港湾は混雑が激しく、東京港ではコンテナターミナルのゲートに並んでからゲートアウトまで平均約78分かかる※1のに対し、清水港の待ち時間は平均17分※2です。スムーズにコンテナを引き取ることができるので、倉庫に製品を納品するまでのリードタイムを短縮できます。
東京港と比較しドレージ業者の予約も取りやすい状況です。
また、コンテナの搬出入を事前に予約でき、待ち時間も発生しないので、計画通りのコンテナ運搬が可能です。
(※1:一般社団法人東京都トラック協会公表資料から算出 ※2:清水港管理局調べ)

(4) BCP対策としての有効性

清水港の利用はBCP(事業継続計画)の観点からも有効です。災害時や緊急時において、既存の利用港湾と清水港を併用することで、リスク分散や事業の持続性を確保することができます。清水港は巨大地震に耐え得る耐震強化岸壁と免震・耐震のガントリークレーンを備えており、清水港みなと継続計画(BCP)によって早期の機能回復体制が整っています。

(5)貨物特性に応じた施設・制度

重量物対応の梱包施設、燻蒸施設、タンクコンテナ洗浄施設などを備え、さまざまな貨物の取り扱いに対応しています。
特に重量物に対応した施設「清水港梱包物流センター」は、輸出品の梱包や保管、積み込みを効率的に行うための施設であり、物流プロセスの効率化に貢献します。雨風の心配がない屋内にて30トン級の大型・重量貨物の入庫・梱包・保管・通関・バンニングまでを一貫で対応可能です。
梱包作業のアウトソーシングも可能であり、労力やコストの削減にも繋がります。


助成金制度の利用には手続きが必要ですが、鈴与では助成金申請手続きのサポートも行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!▶鈴与に相談する

清水港の利用や鈴与の清水港コンテナ輸出入サービスについては以下のコラム・資料でもご説明していますので、併せてご覧ください。▶清水港に関してよくあるご質問
▶資料:清水港コンテナ輸出入サービス

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