2024.02.16

  • 3PLソリューション

輸入商材を取り扱いの方必見!物流コスト・納品リードタイムを削減する方法をご紹介します

清水港コンテナターミナル

輸入商材を取り扱う中で、物流コストの上昇や納品リードタイムの長期化、輸出入手配業務に課題を感じている方は多いのではないでしょうか。
今回は輸入商材の物流課題を解決するサービスをご紹介します。
コラムの内容は資料でより詳細にご紹介しています。

清水港の活用でリードタイム・コストを削減

輸入商材の物流課題を解決する方法のひとつが、利用港湾の見直しです。
大都市港湾を利用されており、そもそも静岡県の清水港をご存知ないという方も多いのかもしれませんが、外貨コンテナ取扱量全国7位の国際貿易港で、世界の主要港を定期航路で結んでいる清水港の利用により、課題の解決に繋がるかもしれません。

関東エリアの京浜港や中京エリアの名古屋港の代替港として利用することでBCP対策にもなります。
清水港の対応航路は以下画像をご覧ください。

清水港の航路

清水港の特徴と併せて、清水港の活用が課題解決に繋がる理由をご紹介します。

(1) スムーズなコンテナ取引で納品リードタイムを削減できる

東京港をはじめとする大都市港湾は混雑が激しく、東京港ではコンテナターミナルのゲートに並んでからゲートアウトまで平均73分かかる※1のに対し、清水港の待ち時間はなんと平均15※2です。
スムーズにコンテナを引き取ることができるので、倉庫に商品を納品するまでのリードタイムを短縮できます。
また、コンテナの搬出入を事前に予約でき、待ち時間も発生しないので、計画通りのコンテナ運搬が可能です。
(※1:一般社団法人東京都トラック協会公表資料から算出 2:清水港管理局調べ)

(2) 港と倉庫の距離が近く、ドレージコストを削減できる

清水港周辺の静岡エリアには倉庫が多数あり、清水港から倉庫までの距離が10km圏内と非常に近いため、清水港と静岡エリアの倉庫を併せて利用することで、ドレージコストを低減することができます。

(3) コンテナ貨物助成金制度あり

初めて清水港を利用する荷主さまの貨物、または県外港から清水港に切り替えたコンテナ貨物を対象に、最大500万円/年度(1荷主・企業)の助成金*を交付する制度があります。
*2023年度実績

清水港におけるCY作業・海貨作業・倉庫作業の一貫対応は鈴与だけが提案できるサービスですので、清水港のご利用やコンテナ貨物助成金制度に興味のある方はお気軽にご相談ください。
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静岡エリアの倉庫を利用するメリット

清水港周辺には倉庫が多数あり、港と倉庫を併せて利用することでメリットがあります。この章では静岡エリアの倉庫を利用するメリットをご紹介します。

(1) 安価な保管料

静岡エリアの倉庫は大都市圏に比べて保管料が安価で、首都圏に比べると20%以上の保管コストを低減することができます。
関東から静岡県の清水エリアに倉庫を移管したことで、年間12%の物流コストを低減できたという事例もあります。

(2) 全国配送に最適な立地

静岡エリアは、日本の二大消費地(首都圏・近畿圏)の間に位置するため、配送コストの低減も期待できます。
また、新東名高速道路や中部横断自動車道、圏央道の開通によって大都市圏だけでなく甲信・北陸・北関東へのアクセスも非常に良くなっているため、倉庫を構える選択肢として静岡エリアも検討されてみてはいかがでしょうか。

このように静岡エリアの倉庫を利用するメリットは多く、特に輸入商材の取り扱いがあるお客さまは清水港と併せて静岡エリアの倉庫をご利用いただくことで物流コストやリードタイムを削減できる可能性があります。
ご提案の際には、静岡エリアの倉庫に限らず、お客さまの物流データを分析した上で最適な立地の倉庫をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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鈴与のワンストップ物流サービスの特長

(1) 海外の輸出手続きから配送まで一貫して対応

物流業務の手配においては、多くの委託先との日程調整や書類・情報の受け渡しが発生し、お客さまの大きな負担となっています。
鈴与では、海外での輸出手続きから国際輸送、輸入通関、そして国内拠点への配送まで一貫したサービスを提供しており、調整・手配・受け渡しなどにかかるお客さまの負荷を軽減します。
鈴与は通関業者として100年を超える豊富な経験があり、食品や医療機器など、輸入にあたり届出が必要となる商材の手続きにも精通しています。

(2) 豊富な倉庫ネットワーク

鈴与は北海道から九州まで全国に140カ所の倉庫拠点・物流センターを保有しています。
特に、清水港周辺の清水地区では、自動車部品、食品、雑貨など幅広い業界のお客さまの倉庫を運営しています。静岡県内に15万坪、清水地区では約2万坪の倉庫を保有しています。
関東、関西にも複数の拠点を保有していますので、事業拡大に伴うスペース拡張や繁忙期の波動対応にも柔軟に対応しています。

(3) システムの活用ーLTSのご紹介

鈴与はLTS Logistics Tracking System)という輸出入手配に活用するコミュニケーション&データ分析ツールを開発しました。
LTSは鈴与で手配した輸出入貨物の進捗情報を一元管理し、お客さまと情報連携できるプラットフォームシステムです。
LTSを活用することで、WEB上で輸入状況の確認および輸入書類の受け渡しが可能となるため、輸出入状況のエクセル管理、鈴与へのメール・電話での確認を削減できます。リアルタイムに情報連携されるため、納品先さまへの納期連絡も、より正確かつスムーズに行えるようになります。

鈴与は清水港と静岡エリアの倉庫の活用と、お客さまのニーズにあったシステムの開発・提供によりお客さまの物流課題を解決します。
静岡エリアの利用に限らず、物流に課題を感じている方、鈴与のサービス内容を詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。▶鈴与に相談する

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