2024.04.22

  • 化粧品物流

化粧品の物流に関する課題とは?調査結果をご紹介します!

化粧品の物流に関する調査を実施し、調査結果をまとめた資料を公開しました。化粧品の物流に関する実態調査の表紙.jpg
化粧品物流のアウトソーシングを検討されている方、アウトソーシング先の変更を考えている方にとって参考となる資料となっています。
本コラムでは調査結果の一部をご紹介していますが、すべての結果を知りたいという方は下記よりダウンロードください!
▶資料:化粧品の物流に関する実態調査

調査概要

調査概要

・調査概要:化粧品の物流に関する実態調査
・調査方法: IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
・調査期間:202414日~202419
・有効回答:化粧品を販売する年商5億円以上の会社の経営者・役員、業務で物流に携わっているまたは物流に関心のある会社員100

調査内容

Q1.物流における課題
Q2.配送を除く化粧品の物流業務の外注状況
Q3、4.化粧品の物流業務を外注することで生じている課題
Q5、6.化粧品の販売チャネルの種類とチャネルの数
Q7.販売チャネルが複数あることによる物流課題
Q8、9.化粧品の物流において特に気を付けていること
Q10.物流業者の切り替えや外注を検討する際に重視すること

調査結果

調査結果の一部を公開します!

Q2.あなたの会社では、現在化粧品の物流業務(配送業務を除く)をどのように行っていますか。

Q2の調査結果を示すグラフ

Q2で「一部外注している」「全て外注している」と回答した方にお聞きします。化粧品の物流業務を外注することで、生じている課題があれば教えてください。(複数回答)

Q3の調査結果を示すグラフ

外注する中で、BtoBBtoCという販路や、出荷倉庫、薬事倉庫といった機能によって倉庫を分けることで、管理が煩雑になっていることに課題を感じている方が多いことが分かりました。

Q7.化粧品の販売チャネルが複数あることによる物流の課題があれば教えてください。

Q7の調査結果を示すグラフ.jpg

化粧品は販売チャネルが小売店、通販、百貨店など複数に分かれていることが多く、販売チャネルが複数あることによってシステムの連携や納品ルールへの対応、保管に関し課題を感じている方が多いことが分かりました。
すべての結果を知りたい方は資料をご覧ください!
▶資料:化粧品の物流に関する実態調査

調査結果のまとめ

今回は化粧品を販売する年商5億円以上の会社の経営者・役員、業務で物流に携わっているまたは物流に関心のある会社員100名を対象に化粧品の物流に関する実態調査を実施しました。

調査の結果を以下にまとめました。
・半数以上で物流業務の一部または全てを外部委託しているが、委託先を機能や販路で使い分けることで管理の手間が煩雑になっている
・化粧品販売会社では販売チャネルが複数あり、納品先ごとの受注連携の手間や、納品ルール対応に多くの方が課題を感じている
・化粧品物流においては、薬事業務・ロット管理・使用期限・梱包方法など、商材特有の注意点があり、物流業者の切り替えや外注においても
品質を重視している

販売チャネルが複数あることや、機能ごとに倉庫を分けることで管理の煩雑さを課題に感じている方が多く、また、化粧品の物流においては品質も重視しなければならない点も課題に感じている方が多いことが分かりました。
化粧品物流の外注先を検討する際には同一拠点から複数の販売チャネルへ出荷でき、化粧品という商材特有のポイントをおさえた高品質なサービスを提供している企業を選定すると良いでしょう。

▶資料:化粧品物流アウトソーシングにおける5つのポイント

鈴与の化粧品物流サービス紹介

鈴与は化粧品製造業者としての機能を備えており、化粧品の輸入から受入検査、流通加工、保管、出荷まで、物流のトータルサポートを行っています。調査の結果から分かった、多くの方が課題に感じている点を解決できる鈴与の化粧品サービスの特長をご紹介します。

(1) 同一拠点でBtoB、BtoC、製造業作業に対応

調査の中で、BtoB向けとBtoC向け、保管・発送倉庫と薬事倉庫が分かれていることによる管理の煩雑さを課題に感じている方が多くいらっしゃいました。
鈴与は化粧品・医薬部外品製造業ライセンスを取得している倉庫があり、また、ライセンス取得拠点にてBtoB向け、BtoC向けの保管・発送作業に対応しています。化粧品物流を鈴与にお任せいただくことで、窓口が一つになり、また、倉庫間のムダな横持ちが発生しないため、費用の削減や納品リードタイムの短縮にも繋がります。

(2) ロットや使用期限、納品先別トレース機能を備えた倉庫管理システム

化粧品の特徴として、製造ロットや使用期限の管理や製品のトレーサビリティの確保が求められます。
鈴与独自で開発したWMS(倉庫管理システム)は、入出庫管理、在庫管理などの基本的な機能に加えて、化粧品の在庫管理に必要なロットや使用期限、納品先別のトレース機能を備えています。
また、外部システムともFTP連携、API連携など柔軟なデータ連携が可能です。

(3) 化粧品GMPに基づいた高品質な物流サービス

鈴与では作業品質を標準化するためISO22716に基づいた鈴与独自の化粧品GMPを策定しています。この鈴与化粧品GMPに基づいて、管理体制の構築、定期監査の実施、作業・保管環境の衛生管理の徹底、手順書の整備、製造業作業に関わるスタッフへの教育を行い、品質の上位均質化を図っています。
▶コラム:「化粧品GMP」とは?鈴与の化粧品GMPの取り組みもご紹介します!

鈴与では化粧品を取り扱うお客さまのあらゆる課題やニーズにお応えできるよう、化粧品物流サービスを拡充しています。
アウトソーシングの検討の参考となる資料も公開していますので、ぜひご覧ください。▶資料:化粧品物流アウトソーシングにおける5つのポイント

化粧品物流に課題やお悩みを抱えているお客さまは、ぜひ一度鈴与にお問い合わせください。
▶鈴与に相談する

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