2025.08.08
- 化粧品物流
化粧品倉庫の選び方|薬機法対応・品質管理に強い物流センターとは?

化粧品倉庫を選ぶ際は、薬機法に基づく許可の有無や、温度管理、ロット・シリアル管理などの品質管理体制を確認することが重要です。
本コラムでは、化粧品倉庫を選ぶ際に押さえるべき許可や管理体制のポイントを整理したうえで、鈴与の化粧品物流サービスをご紹介します。
化粧品物流のアウトソーシングを検討している方向けに以下の資料もご用意しています。
▶資料:化粧品物流アウトソーシングにおける5つのポイント
化粧品倉庫に必要な許可と管理体制
化粧品は人体に直接使用する製品のため、倉庫での保管や出荷においても品質管理が重要です。化粧品倉庫を選定する際には、薬機法に基づく許可の有無や、品質を維持するための管理体制が整備されているかを確認する必要があります。
本章では、化粧品を倉庫で保管・出荷する際に押さえておきたい許可や管理体制のポイントを整理します。
化粧品製造業許可と製造販売業許可の違い
化粧品の製造や販売において必要なライセンスとして、「化粧品製造業許可」と「化粧品製造販売業許可」の2つの許可が存在します。
化粧品製造販売業許可は、製品の品質や安全性に責任を持ち、日本で化粧品を販売するために 必要な許可です。
一方、化粧品製造業許可は、化粧品の製造や包装、表示、保管などの工程を行う事業者に求められる許可となります。化粧品物流を委託する際には、委託先の倉庫がどのような許可を保有しているかを確認することが重要です。
詳しくは以下のコラムでも紹介しています。
▶コラム:化粧品の取り扱いに必要なライセンスとは?製造販売業、製造業について解説します!
化粧品倉庫で許可が必要となるケースと不要なケース
化粧品の倉庫での取り扱いにおいて、すべてのケースで許可が必要になるわけではありません。製造販売業者が、出荷判定を下した製品については、保管や出荷作業において許可は不要です。出荷判定が下っていない輸入化粧品の保管や、包装や表示、法定表示ラベル貼付の製造行為を行う場合に化粧品製造業許可が必要となるケースがあります。
コンプライアンス順守の観点やEC・通販向けの流通加工のニーズの高まりなどの、将来的な運用も見据え、必要な許可を取得している化粧品倉庫を選定することが重要です。
化粧品倉庫を選ぶ際のポイント
化粧品倉庫を選ぶ際は、許可の保有状況だけでなく、温度管理や衛生管理の体制、ロットトレースの仕組み、流通加工への対応可否などを総合的に確認することが重要です。また、EC・通販向け出荷や店舗向け配送など、自社の販売チャネルに適した物流体制を構築できるかも重要なポイントとなります。
化粧品物流の委託先選定や運用のポイントについては、以下のコラムでも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
▶コラム:物流の見直しをしたい方必見!化粧品物流アウトソーシングにおける5つのポイントをご紹介します
鈴与の化粧品物流対応倉庫
鈴与は、化粧品製造業許可(包装・表示・保管)を取得した倉庫を、以下の全国7カ所に構えています。下記倉庫拠点では、受入検査から、法定表示ラベル貼付、セット組み、シュリンク包装といった加工作業の受託が可能です。出荷判定が下りた商品の出荷対応も一貫して対応します。
▶ライセンス取得拠点一覧はこちら
(1) 東扇島物流センター(神奈川県川崎市)
坪数 : 第一物流センター7,177坪/第二物流センター5,939坪
主な化粧品取扱商材 : スキンケア製品、ヘアケア製品、ボディケア製品、メイクアップ製品、フレグランス製品
化粧品物流の特徴:
・東京港から21km・横浜港から13kmと、輸出入貨物の取り扱いに最適な立地
・首都圏店舗へのルート配送「店舗便」を運行
・第一物流センター、第二物流センター合わせて約13,000坪のスペースを保有、計100名以上の応援体制により、物量増加にも柔軟に対応
(2) 富士山フロント物流センター(静岡県富士市)
坪数 : 7,175坪
主な化粧品取扱商材 : スキンケア製品、ヘアケア製品、ボディケア製品、メイクアップ製品
化粧品物流の特徴:
・5℃、15℃、30℃以下の3温度帯の定温設備を完備
・敷地内に危険品倉庫併設
・健康食品の充填作業が可能な製造室完備
(3) 榛原物流センター(静岡県牧之原市)
坪数 : 3,332坪
主な化粧品の取扱商材:スキンケア製品、ヘアケア製品、ボディケア製品、メイクアップ製品
化粧品物流の特徴:
・-10℃~+15℃の冷蔵、冷凍の温度管理が可能
・富士山静岡空港から2km、東名高速吉田IC/相良牧之原ICから5km、県内・全国配送に便利な立地
(4) 浜松物流センター(静岡県浜松市)
坪数 : 6,348坪
主な化粧品の取扱商材 : スキンケア製品、ボディケア製品
化粧品物流の特徴:
・東名高速・浜松ICから0.3㎞と県内・全国配送に便利な立地
・作業員160人、化粧品通販物流実績に長けた物流センター
・保税蔵置場を取得しており、海上・AIR貨物の一気通貫手配が可能
(5) 西宮物流センター(兵庫県西宮市)
坪数 : 4,898坪
主な化粧品の取扱商材 : スキンケア製品、メイクアップ製品
化粧品物流の特徴:
・神戸港から10km・大阪港から18kmと、輸出入貨物の取り扱いに最適な立地
・近隣の尼崎物流センターと合わせて約9,000坪のスペースを保有、物量増加にも対応
・化粧品保管に適した空調管理エリアあり
(6) 川越物流センター(埼玉県川越市)
坪数 :10,790坪
主な化粧品の取扱商材 :ヘアケア製品
化粧品物流の特徴:
・主要高速道路へのアクセスに優れ、都心と全国各方面を効率的に結ぶ立地
・駅からも徒歩6分と通勤しやすく雇用確保に有利
倉庫拠点一覧は以下の一覧ページでもご覧いただけます。
▶ライセンス取得拠点一覧はこちら
鈴与の化粧品物流の取り組みー鈴与の化粧品GMP
化粧品物流では、薬機法への対応に加え、品質を維持したまま製品を届けるための管理体制が求められます。
鈴与では、作業品質を標準化するためISO22716に基づいた鈴与独自の化粧品GMPを策定しており、2章でご紹介した7拠点は、この鈴与の化粧品GMPに基づいて化粧品を取り扱っています。
鈴与の化粧品GMPの具体的な取り組みとしては、製造と品質を分けて管理する体制構築、定期監査の実施、作業・保管環境の衛生管理の徹底、手順書の整備、製造業作業に関わるスタッフへの教育を行っており、品質の上位均一化を図っています。
化粧品GMPを取り入れることで、手順書やマニュアルによる標準化された作業が実施できますので、安定した作業品質を実現することができます。またISO22716に基づいているため監査や法的点検にもスムーズに対応可能です。
化粧品GMPに関しては、以下のコラムで詳しくご説明しています。▶コラム:「化粧品GMP」とは?鈴与の化粧品GMPの取り組みもご紹介します!
鈴与の化粧品物流の強み
鈴与では、化粧品製造業許可を取得した物流倉庫を活用し、保管から流通加工、配送までワンストップで対応しています。
ここでは、鈴与の化粧品物流の強みをご紹介します。
化粧品製造業許可を取得した物流倉庫を全国展開
鈴与では、1章でご紹介したように、関東・関西・東海の全国7カ所に薬機法ライセンス(化粧品製造業許可:包装・表示・保管)を取得している倉庫があり、受入検査から法定ラベル貼付、セット組み、シュリンク包装といった加工作業も受託可能です。各拠点には化粧品の取り扱いに慣れた経験豊富なスタッフがおり、安心してお任せいただけます。
▶鈴与の化粧品製造業許可を取得している拠点はこちら
BtoC・BtoB向けを同一拠点で一元管理
鈴与では、 BtoB向け、BtoC向けの商品を同一拠点で一元管理することが可能です。
入荷から保管、流通加工、出荷までワンストップで対応することで、拠点間の横持ちを削減し、物流コストの最適化に貢献します。また、化粧品物流に必要な作業を同一拠点で実施できるため、リードタイム短縮や物流業務の効率化にも繋がります。
WMSによるロット・使用期限管理とトレーサビリティ
鈴与独自で開発したWMS(倉庫管理システム)は、入出庫管理、在庫管理などの基本的な機能に加え、化粧品の在庫管理に必要なロット管理や使用期限管理、納品先別のトレース機能を備えています。高い精度での在庫管理を実現するとともに、万が一商品を回収しなければならない場合も、出荷データを追跡できる体制を構築しています。
鈴与の化粧品物流対応倉庫拠点では化粧品製造業作業のほか、輸出入手配や在庫保管、入出荷対応にも対応し、お客さまの物流をワンストップでサポートします。
詳しいサービス内容は以下のサービスページでもご紹介しています。
▶鈴与の化粧品物流サービス
化粧品の物流倉庫拠点の見直しを検討している方、作業品質や業務負荷について課題をお持ちの方はぜひ一度お問い合わせください。
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