2026.06.19

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鈴与、鈴与カーゴネット 第1回日本物流大賞にて「奨励賞」を2件受賞


~ヤマタネ㈱さま・㈱ヤマタネロジスティックスさま/大王製紙㈱さま・ダイオーロジスティクス㈱さまとの各共同案件で、海上モーダルシフトと輸送効率化を推進し、環境負荷と現場負担を軽減~

当社と当社グループ会社である鈴与カーゴネット株式会社(本社:静岡市清水区、代表取締役社長:澤入哲雄、以下鈴与カーゴネット)は、株式会社ヤマタネ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:河原田岩夫、以下 ヤマタネ)、株式会社ヤマタネロジスティクス(本社:東京都江東区、代表取締役社長:柴﨑崇、以下 ヤマタネロジスティクス)との取り組み、ならびに大王製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:若林賴房、以下 大王製紙)、ダイオーロジスティクス株式会社(本社:愛媛県四国中央市、代表取締役社長:添田裕丈、以下 ダイオーロジスティクス)との取り組みの計2案件について、一般社団法人 日本物流団体連合会が主催する「第1回日本物流大賞※」にて「奨励賞」を受賞しました。

今回の受賞は、海上モーダルシフトと陸上輸送を組み合わせ、環境負荷低減と物流現場の負荷軽減および効率化を実現した取り組みとして評価されたものです。

※本賞は、旧「物流環境大賞」および旧「モーダルシフト優良事業者大賞表彰」を発展的に統合して新たに創設された表彰です。従来の「環境負荷低減」や「モーダルシフト」に加え、「事業者間連携・先進技術活用・働き方改革貢献」など、持続可能な物流の実現に向けた優れた取り組みを広く顕彰するものです。


受賞案件 概要

受賞案件 ①

案件名: 青森県各生産地から千葉県印西市までのRORO船輸送への転換
~秋田県・宮城県の各生産地から千葉県印西市への玄米幹線輸送における3軸トレーラーを使用した車両大型化~

受賞者: 鈴与、鈴与カーゴネット、ヤマタネ、ヤマタネロジスティクス

内容: 東北各地から千葉県向けの玄米輸送において、従来は各産地から千葉県まで10t車によるバラ積みの陸上輸送を行っていましたが、産地ごとに積載率のばらつきが生じていました。そこで、全量をパレット化した上で以下の通り輸送体制を見直しました。

  • 青森県 → 千葉県:10t車から3軸トレーラーへ切り替え、八戸港~川崎港間でRORO船(フェリー輸送)による海上輸送に転換
  • 秋田県・宮城県 → 千葉県:仙台市で10t車から3軸トレーラーに積み替え・集約のうえ輸送

本取り組みにより、輸送効率の向上、環境負荷の低減、労働負荷の軽減を同時に実現することができました。

青森県各生産地から千葉県印西市までのRORO船輸送への転換図

成果:

  • CO₂排出量14.6t(38.8%)削減
  • ドライバー運転時間約164時間(30.7%)削減
  • パレット化による荷降ろし作業の省力化
  • 3軸トレーラー化による使用台数の半減

受賞案件 ②

案件名: トレーラー輸送へのロットアップによる車両手配台数削減とRORO船活用型モーダルシフトの取り組み
―さくら市・いわき市~松原市間輸送―

受賞者: 鈴与、鈴与カーゴネット、大王製紙、ダイオーロジスティクス

内容: 福島県・栃木県から大阪府向けの紙加工品輸送において、従来の10tトラックによる陸上輸送をトレーラー化により出荷ロットを大型化し、車両手配台数を大幅に削減しました。あわせて、東京港~大阪港の区間をRORO船(フェリー)輸送へ切り替える海上モーダルシフトに取り組むことでトラックの走行距離を大幅に短縮し、CO₂排出量削減とドライバー拘束時間の削減を同時に実現しました。トレーラーの入庫ができない納品先が多い近畿エリアでは、大阪府松原市内の倉庫をストックポイントとして活用し、在庫の集約と配送網の再編を実施しました。これにより、輸送効率化とラストマイル配送の柔軟性を両立した輸送体制を構築しました。

トレーラー輸送へのロットアップによる車両手配台数削減とRORO船活用型モーダルシフトの取り組み図

成果:

  • CO₂排出量 83.2t削減
  • 車両台数 123台削減
  • ドライバー運転時間 837時間削減

当社および鈴与カーゴネットは、今後も荷主の皆さまと連携しながら物流課題の解決に取り組み、持続可能で効率的な物流の実現に貢献してまいります。


ヤマタネグループについて

1924年に東京都江東区にて廻米問屋として創業し、2024年に創業100周年を迎えた、物流・食品・情報・不動産を4つの事業の柱とする総合サービス企業です。物流事業では、最新設備を誇る物流センターを首都圏・近畿圏に構え、倉庫業を中心とする総合物流サービスを展開しています。また、サステナビリティ経営における取組み重点テーマとして「環境に配慮した事業活動の推進」を掲げ、物流サービスを通じた持続可能な社会への貢献に取り組んでいます。


大王グループについて

1943年に愛媛県四国中央市で創業した大王製紙株式会社を中核とする企業グループです。紙パルプ製品をはじめ、「エリエール」ブランドの衛生用紙や紙加工品などを製造・販売しています。さらに、グループ会社であるダイオーロジスティクス株式会社を中心に物流機能を有し、製造から物流まで一体となったサプライチェーンを構築しています。経営理念「世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ」の実現を目指し、環境負荷低減や効率的な物流体制の構築など、事業活動を通じて持続可能な社会の実現と社会課題の解決に取り組んでいます。