2022.12.05

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清水港初、静岡県産さつまいもをタイへ試験輸出

当社と静岡県及び株式会社日本農業(東京都、代表取締役社長:内藤 祥平、以下、日本農業)は、清水港で初めて、タイ向けに静岡県産のさつまいもの試験輸出を実施しました。

今回、輸出されるさつまいもは、タイなど東南アジアでは栄養価の高い健康食品として評価を集め、通年で需要が伸びています。農林水産省もサツマイモを輸出重点品目とし、25年までに28億円の輸出目標を掲げています。
当社は、静岡県が行う「山の洲産品の清水港輸出拡大事業」※で採択された日本農業が扱う同農産物の輸出業務を受託。清水港に隣接する新興津国際物流センターにおいて貨物受入れ~バンニング(コンテナへの積込み)~本船荷役などを担いました。

清水港は、新東名高速道路や中部横断自動車道など高速道路網のアクセス環境が飛躍的に拡大。2018年2月には、国土交通省より農水産物輸出促進拠点として認定を受け、県が冷凍プラグを増設するなど機能拡充を図っています。
当社は、これら清水港の機能を最大限活用することで、物流の側面から同事業をサポートし、清水港における農産品の取り扱い拡大に寄与してまいります。

※「山の洲産品の清水港輸出拡大事業」:静岡県は、中部横断自動車道の全線開通を契機と捉え、山の洲(静岡県、山梨県、長野県、新潟県)産品を清水港から輸出する仕組みを構築し、清水港を活用した 農産物等の輸出拡大を目指している。

【輸送概要】

輸出商社: (株)日本農業
積  港: 清水港
揚  港: レムチャバン港(タイ)
貨  物: 静岡県産さつまいも 40フィートREFコンテナ1本
パン詰 : 12月5日(月)13:00
船  積: 12月8日(木) (本線ACX CRYSTAL *運航船社:ONE)
到着予定: 12月18日(日)レムチャバン港着

経営企画室 企画広報チーム 広報担当