2026.07.16
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物流倉庫の業務をご紹介|入荷・保管・流通加工・出荷の流れを解説

物流倉庫では、お客さまからお預かりした製品を保管するだけでなく、入荷・流通加工・出荷など、さまざまな業務が日々行われています。これらの業務は、製品を必要な場所へ、必要なタイミングで、正確かつ安全に届けるために欠かせない重要な役割を担っています。
近年、EC・通販市場の拡大や多品種少量化、さらに物流の2026年問題といわれる改正物流効率化法への対応などにより、物流を取り巻く環境は大きく変化しています。そのため、物流倉庫には保管機能にとどまらず、在庫管理や流通加工、配送までを一貫して担う体制が求められています。 本コラムでは、鈴与の物流倉庫における業務の流れに沿って、入荷から出荷までの各工程をご紹介します。 各工程の役割や定義を知りたい方は、以下のコラムと併せてご覧ください。
▶コラム:物流センターとは?DC、TCの違い、役割や機能について解説します
物流倉庫の業務の流れ(入荷から出荷まで)
物流倉庫では、製品を保管するだけでなく、入荷・検品・保管・ピッキング・流通加工・梱包・出荷まで、さまざまな業務が行われています。
本章では、物流倉庫における一般的な業務の流れに沿って、各工程の役割やポイントをご紹介します。なお、工程ごとに鈴与で実施している物流品質向上や効率化への取り組みについても併せてご紹介します。
入荷・検数
物流倉庫へ到着した製品をトラックから荷降ろしし、数量・品番・ロット、外装に異常がないかを確認します。ハンディターミナルなどを活用して検品を行い、在庫情報をWMS(倉庫管理システム)へ登録します。
入荷時の検品は、その後の在庫精度や出荷品質を左右する重要な工程です。製品の数量違いや破損などを早期に発見することで、誤出荷や在庫差異の防止につながります。
保管
検品が完了した製品を、温度帯や製品の特性、出荷頻度に応じた保管場所へ格納します。
格納したロケーションや品番・ロット情報はハンディターミナルを用いて登録し、WMSで一元管理します。リアルタイムで在庫情報を管理することで、在庫状況を正確に把握し、迅速な出荷対応を可能にしています。
ピッキング
出荷指示に基づき、必要な製品を保管場所から取り出します。製品や出荷先に応じてケースピッキングやバラピッキングなどを行い、正確に製品をピッキングします。
なお、鈴与は、同一倉庫内で複数のお客さまの物流業務を請け負っており、物流波動に合わせた作業スタッフの配置や倉庫スペースの調整により、急な物量の変動にも対応します。
また、近年ではSkypod®(3次元高速ピッキングシステム)や AMR(自律走行運送ロボット)といった物流システムを導入した倉庫もあり、物流倉庫における出荷能力向上と作業コスト削減、ピッキングミス防止など安定した作業品質の実現に向けて日々取り組んでいます。
鈴与のロボティクス化についてさらに知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
▶記事:鈴与の東扇島第一物流センターにて3次元高速ピッキングシステム「Skypod®」が稼働開始
▶記事:鈴与、自律走行運送ロボット(AMR)の本格稼働開始
流通加工
製品のラベル貼付、セット組み、ラッピング、リーフレット同梱など、お客さまの販売形態に合わせた流通加工を実施します。店舗や消費者へそのまま届けられる状態に仕上げることで、お客さま側での作業負担の軽減にも貢献します。
また、化粧品製造業・医薬部外品製造業・医療機器製造業の許可を取得した倉庫も運営しており、薬機法対応まで一貫したサポートが可能です。
【鈴与で対応可能な流通加工(一例)】
検品
ピッキング・流通加工が完了した製品について、数量や製品内容、ラベル表示などを最終確認するための検品を行います。誤出荷を防止するため、ハンディターミナルによるバーコード検品で品質を確保します。
このような検品体制により、鈴与では出荷精度99.999%というトップクラスの物流品質を維持しています。
梱包
検品が完了した製品は、配送中の破損を防ぐため、適切な資材を使用して梱包します。送り状の貼付や配送先ごとの仕分けを行い、出荷準備を整えます。
拠点によっては自動梱包機を活用しており、作業の効率化と品質の均一化を実現しています。物量が増加する繁忙期でも、安定した出荷体制を維持できることが鈴与の強みです。
出荷
配送会社への引き渡しやトラックへの積み込みを行い、出荷作業は完了です。出荷時間に合わせて作業を進めることで、全国のお客さまへ製品を確実にお届けします。
鈴与は、複数の運送会社とのネットワークを活かし、お客さまの物流ニーズに応じた最適な配送サービスをご提案しています。また、運送会社との連携や効率的な物流オペレーションにより、競争力のある運賃水準の維持にも取り組んでいます。
物流倉庫業務を委託するメリット
物流倉庫では、入荷から出荷までさまざまな業務が連携しながら行われています。これらの業務を安定して運営するためには、物流ノウハウや適切な人員配置、倉庫設備、WMSなどのシステム活用が欠かせません。 そのため、保管だけでなく、流通加工や在庫管理、配送手配までの物流業務を一括して専門の3PL事業者へ委託する企業が増えています。 ここでは、物流業務を3PL事業者へ委託するメリットについてご紹介します。
代表的なメリットは以下のとおりです。
1. 本業への専念
2. 物流コストの削減
3. 物流効率の向上
4. 物流品質の向上
5. 販路の拡大
これらのメリットにより、物流業務の効率化だけでなく、事業拡大や顧客満足度の向上にもつながります。
メリットについて詳しく知りたい方は、以下のコラムでもご紹介しています。
▶コラム:3PL (サードパーティー・ロジスティクス)とは?定義やメリットを解説します
まとめ
物流倉庫では、製品の保管だけでなく、入荷・在庫管理・ピッキング・流通加工・検品・梱包・出荷まで、多くの工程を経て製品がお客さまのもとへ届けられています。それぞれの工程が適切に行われることで、高い物流品質と安定した出荷体制が実現されています。
鈴与では、全国約150拠点の物流ネットワークを活かし、入荷から保管、流通加工、輸配送までワンストップで対応しています。さらに、WMSや物流ロボットなどの最新設備を活用し、物流品質の向上と業務効率化に継続して取り組んでいます。
「物流業務に時間やリソースを取られ、本業へ十分に注力できない」「流通加工までまとめて委託したい」「繁忙期の出荷量増加に対応できる物流パートナーを探している」といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひ鈴与へご相談ください。
お客さまの物流課題に合わせて、最適な物流ソリューションをご提案いたします。
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