2021.10.11

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物流アウトソーシングのメリットとアウトソーシング開始までの流れとは?

倉庫

物流アウトソーシングとは

「物流アウトソーシング」とは、物流業務をアウトソースすること、つまり、物流に関する業務を物流専門業者(3PL 業者)に委託すること、を指しています。
物流に関連する業務とは、商品を荷受けする入庫作業、商品の保管、商品の検品や化粧箱への詰め替え作業や値札貼りといった流通加工作業(流通の過程で商品に付加価値をつけるための加工作業)、商品を納品先へ届ける出庫作業、といったものが挙げられます。
こうした物流に関連する業務を自社で対応するのではなく、物流専門業者(3PL業者)へ委託することが「物流アウトソーシング」です。

物流アウトソーシングのメリットとは?

では、物流業務をアウトソースすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?さまざまなメリットがありますが、ここでは以下3つを挙げています。

(1) 物流コスト削減(コストの変動費化)

自社で物流業務を行う場合、物流業務に従事する作業人員や、商品を保管するスペースを固定で持っておく必要があります。物量が少なくなった場合、すぐに人員を削減したり、スペースを縮小したりことはできません。一方で、物流業務をアウトソースすると、物量の増減に合わせて人員やスペースを調整することができます。物流費が変動費化することにより、物流コスト削減につなげることができます。

(2) コア業務により注力できる

商品を販売している方にとっては、セールス活動やマーケティングといった業務に注力して販売を伸ばし、事業を拡大していくことが大きな目標でしょう。物流業務はコア業務・注力したい業務ではありません。物流業務をアウトソースすれば、これまで物流業務に従事していたスタッフをセールス活動やマーケティングといったコア業務に充てることができ、より販売活動・事業拡大に注力することができます。

(3) 物流品質の向上

物流専門業者(3PL業者)は、物流に関するノウハウをたくさん持っています。これまでの実績や経験を活かして、生産性や品質向上のための取組み(物流動線や保管方法の改善、作業手順の見直し・改善、機械化の推進など)を行っています。自社ではなく、専門業者に物流を任せることによって、物流品質の向上を期待できるでしょう。

物流アウトソーシングの開始までの流れ:7つのステップ

物流アウトソーシングをしたい、これから物流アウトソーシングを検討していくという方が最初に直面するのは、「何から始めて良いか分からない」 「物流アウトソーシングってどうやって進めていくの?」といったお悩みではないでしょうか?

物流アウトソーシングを開始するまでには、以下大きく7つのステップがあります。
 (1)初回面談
 (2)物流データの分析
 (3)見積・提案
 (4)倉庫見学
 (5)成約・契約書の締結
 (6)移管準備
 (7)業務開始

まずは、この7つのステップを覚えておくと、業務開始までの流れを把握することができ、アウトソーシングの検討を進めやすくなるでしょう。
各ステップにおけるポイント・注意点については資料にまとめておりますので、ぜひご確認ください。誰でも無料でDLいただけます。

物流アウトソーシング検討における4つのポイント

物流アウトソーシング開始までの流れを把握したあとは、その流れに沿って検討を進めていくかと思いますが、その際にぜひ注意していただきたいポイントがあります。

 (1)○○や○○を明確にする
 (2)委託する○○○○・○○を決める
 (3)○○○○○を確認し、準備する
 (4)スケジュールを決める

アウトソーシング検討を進める際には、1つの業者だけでなく、複数の業者から提案・ 見積をもらい、そこから選定していくことになるでしょう。(1)や(2)は、複数業者から自社に合った業者を選ぶ際に重要になるポイントです。
また、(3)については物流業者から的確な見積を取得するためにぜひ確認していただきたいことです。

鈴与ではお客さまのあらゆる物流課題やニーズにお応えできるよう、さまざまなソリューションをご用意しておりますので、物流にお悩みを抱えている方、物流アウトソーシングを検討している方はぜひ一度お問い合わせください。
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