2023.08.31

  • お知らせ
㈱日本政策投資銀行「DBJ BCM格付」にて東海地区の企業初5回連続で最高ランクを取得

dbj-bmc2023.png

当社は、株式会社日本政策投資銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:地下 誠二、以下「DBJ」)が実施する「DBJ BCM格付」融資制度において、2023年8月に最高ランクの評価を取得しました。「DBJ BCM格付」の最高ランク取得は、5回連続であり、東海地区の企業では初となります。

今回の審査では、以下の取組みが高く評価され、「防災及び事業継続への取り組みが特に優れている」と最高ランクの格付を取得するとともに、その評価に基づく融資を受けました。

  1. グループ約140社の総合力を発揮するため、「鈴与グループ危機管理委員会」を中心とした防災・事業継続の推進体制を構築し、拠点巡回により初動対応や事業復旧等の有事の対応力を計画的に点検・強化していることに加え、MCA 無線等の通信訓練やシナリオ非開示の事業継続訓練に至るまで、グループ一体的な活動を展開している点
  2. 重要な社会インフラである物流を支えるべく、事業継続を阻害するリスクを精緻に洗い出した上での継続的なボトルネック対策を拠点ごとに実施しているほか、事業継続戦略の実現に向けて物的経営資源の確保や情報セキュリティ対策の強化など、多層的な対策により事業継続力を高めている点
  3. 「共生(ともいき)」の精神のもと、地域住民やグループ社員を含めた活動を通した地域の防災力強化の取り組みに留まらず、国際拠点港湾である清水港の早期復旧に資する「清水港みなと機能継続計画」の策定に主体的に関与していることに加え、自社の事業継続に関する取り組みを他企業に発信するなど、周辺地域全体のレジリエンス向上に注力している点

当社および鈴与グループ各社は、今後も事業継続性の強化をはかるとともに、社会およびお客様との「共生」という経営の拠り所のもと、大規模災害発生時の緊急支援物資の荷役・輸送体制の構築など、物流・商流等の各事業分野で、地域の皆さまの生活、お客様の事業活動を支えるインフラとして貢献できるよう努めていきます。

※「DBJ BCM格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより防災および事業継続への取り組みの優れた企業を評価・選定する「BCM格付」の専門手法を導入した、世界で初めての融資メニューです。(BCM:事業継続マネジメント(Business Continuity Management))

DBJ(左)㈱日本政策投資銀行 友定常務執行役員  (右)鈴与㈱ 浅井取締役副社長

経営企画室 企画広報チーム 広報担当