2026.01.29
鈴与のQuickAIOCRリリース ~名寄帳、固定資産台帳、課税台帳、課税明細書の課題に新解決策~

「おお!進化している。目からウロコ
最近のAI-OCRってこんなに進歩しているって知らなかった。
AI-OCRに分類推論AIを組み合わせるとこんなに使いやすくなるのか
最近のAIは賢いな。」
具体的に言うと今までのAI-OCRは、形が決まった"定形書類が得意"
しかしながら、実際の現場では、【定形外の書類が多い】ですよね。
そのため、結局は人が修正している(「いったい何のためのAIなんだ」という心の声が...)、
設定が大変だから運用コストがかかる。しかも、使いこなすまでに時間がかる。せっかく覚えたのに、いまだに手入力がなくならない。
つまりは、「想定していた未来と違う」「こんなはずではなかった」という大きなGAPがあるのです。
たとえば、ある会社に勤めるAさん。Aさんは、固定資産の管理業務を担当しています。Aさんの会社は、たくさんの土地・建物を保有しています。そのため、毎年、4月頃になると自治体から届く「固定資産課税台帳」(名寄帳・明細書)を手にして、ひたすらデータ入力をする日々。Aさんは、桜の時期が嫌いだったそうです。
「何か良い手はないのか」と、Aさんから私たちに相談を受けました。
私たちは、まずは、Aさんの会社と同じような、不動産を多く抱える大企業の管財・不動産会社様にヒアリングをしてみました。
すると...、
・毎年4月前後は、入力作業で残業が多くなってしまう
・一定時期しか発生しないので、根本的な解決の手が打たれていない"
・定規を使って突合処理をするような超アナログ処理で人力で多大なパワーを使って何とか乗り切っている
なんと、多くの会社で"隠れた困りごとになっていた"のです。
Aさんのご要望に応えるために、私たちはゼロから仕組みを考え直しました。そして、ついに現実と理想のGAPを埋める全く新しいクラウドサービスを開発しました!
その名も「鈴与のQuick AIOCR」
■ 主な特徴をわかりやすく解説
① 設定は"クリックするだけ"──誰でもすぐ使える
従来のAI-OCRは、設定作業が複雑で、書類や記載位置の微妙なずれにも弱いという課題がありました。
「鈴与のQuick AIOCR」では、画像をアップロードするだけでAIが帳票を自動解析。
利用者は抽出したい部分をクリックするだけ。 表の構造になっていないような書類でも、帳票を機械学習する高度な機能を備えています。
一度設定してしまえば、位置を学習し、次回以降はどの自治体から送られてきた書類であるかも意識することなく、最適な抽出が可能になります。
② 抽出した情報を"使えるデータ"に自由につくり変える
AI-OCRが抽出したテキストデータは、そのままでは業務に使えないケースがほとんど。
本サービスでは、
データ形式の変換・置換え
微妙にブレがある記載の統一化(正規化処理)
複数項目からの計算
不要な行の削除、行の統合
固定レイアウトへの整形
など、いままではデータ加工ツールを別途に契約しないとできなかった加工処理が、このサービス内でノーコードで自由自在に行えます。
この機能がないと、固定資産課税台帳(名寄帳・明細書)の入力処理を自動化することは難しいでしょう。
③ AI推論がコード化・分類まで自動で実施
帳票上には記載がなくても、業務上は「部門名」「物件名」「資産コード」などへの分類が必要となるケースがあります。
「鈴与のQuick AIOCR」は、利用企業の過去データからAIが自動推論し、
"人が判断していた工程"を自動化。
確認と修正の手間を大幅に削減します。
固定資産の場合、地番や家屋番号が分かっても、それがどの物件・施設なのか分かりません。これまでは、毎回、自社の物件名や管理コードを調べていた方も多かったのではないでしょうか。
■ こんな企業・書類に最適です
特に効果が大きいのは、以下のような企業様です:
鉄道会社
電力会社
不動産分譲会社
ホテルチェーン
扱う帳票例:
固定資産課税台帳(名寄帳・明細書)
受取請求書
見積書・納品書
修繕・整備見積もり
支払依頼書
ここで誰しもが思うこと...
「生成AIの活用で解決できるのでは?」
そう。私たちも、最初はそう思っていました。
しかし、実はここにも大きな障壁があったのです。
ここで、【生成AIは救世主になりうるか?】について考えてみました。
まず前提として、生成AIの場合、「複雑な書類でも業務で使える精度を保つ」「毎回同じ処理結果を出す」ということが現状では非常に難しい。
ということは、
【正確な情報を構造化されたデータとして抽出する必要がある場合】
こういう場合は、生成AIに頼ることが難しいのです。
固定資産課税台帳(名寄帳・明細書)もそうです。
フォーマットが複雑で、しかも、自治体によってバラバラ
固定資産課税台帳(名寄帳・明細書)を前にして、私たちは生成AIでの解決を諦めました。
「鈴与のQuick AIOCR」は、そうしてできあがったサービスなのです。
Aさんと同じような悩みを抱える皆様に、ぜひ
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