2026.02.18
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2024年問題・BCPで求められる物流戦略とは ――関西・西日本拠点を構える理由

西日本向けの納品において、「車両手配が難しい」、「リードタイムが伸びてしまった」、「時間指定が厳しい」といった課題を感じていませんか。また、BCP対応として複数拠点を検討されている企業さまも増えています。今回は鈴与の関西支店が運営する西宮・尼崎物流センターの概要や特長、同センターを活用することで実現できる物流課題の解決ポイントをご紹介します。
2024年問題対策としての安定配送スキーム構築にも寄与する港湾・高速道路への優れたアクセス、西日本エリアをカバーできる配送立地、化粧品・医療機器・日用品・食品物流サービスなど、多様な商材に対応した高度なライセンス体制、といった"関西拠点"の価値を分かりやすくまとめました。
ページ目次
関西支店 西宮・尼崎物流センターの概要
西宮物流センター
<概要>
大阪港・神戸港に近く、阪神高速湾岸5号線「西宮浜IC」から1kmの距離に位置するため、関西はもちろん、中国・四国・九州方面の配送ネットワーク構築にも適しています。
・所在地 :兵庫県西宮市西宮浜1-2
・所管面積 :4,898坪
・設備 :保税倉庫、危険品倉庫
・構造 :鉄筋コンクリート造 (1号棟)5階建 (2号棟)4階建
・取扱商材 :食品、酒類、雑貨・日用品、健康食品、化粧品、医薬部外品
・取得ライセンス:化粧品製造業、医療機器製造業、医薬部外品製造業
<外観>

尼崎物流センター
<概要> <外観> 
大阪港・神戸港の港湾エリアに近接し、阪神高速湾岸5号線「尼崎末広IC」
からわずか約0.7㎞と、陸海の輸送を組み合わせやすい立地です。
関西のみならず、中国・四国・九州エリアへの配送をカバーする物流拠点
としてご活用いただけます。
・所在地 :兵庫県尼崎市末広町1丁目5-1
ESR尼崎ディストリビューションセンター4階
・所管面積 :2,303坪
・構造 :鉄骨造 6階建 4階部分
・取扱商材 :食品、雑貨・日用品、医療機器
関西・西日本配送に強い立地とネットワークの特長
神戸港・大阪港へのアクセスに適した立地と国内輸送ネットワークにより、安定した配送体制を構築できます。
①港からの交通アクセス
神戸港(30分)、大阪港(30分)に近く、輸出入コンテナ貨物や北海道・九州などの遠方 からのフェリー輸送の取り扱いに良い立地です。
②西日本エリアをカバーできる配送ネットワーク
チャーター便、路線便、共配便、宅配便の配送ネットワークも充実。 関西圏へのアクセスに優れ、なおかつ西日本主要都市も翌日着でカバーできます。
③化粧品製造業や医療機器製造業をはじめとした高度なライセンス対応
多様な商材にも対応し、取扱ライセンスが必要な化粧品や医療機器製品の取り扱いも可能です。また、 BtoBに加え、BtoCも実績豊富です。
④国内から海外、海外から国内への一気通貫対応
保税倉庫としてAEOの認証取得。鈴与の海外拠点での現地側手配をはじめ、 輸出入通関の手配から倉庫での流通加工、入出庫から配送までのワンストップ対応が可能 です。

課題① 納品リードタイム延長・2024年問題への対応
2024年問題をはじめとした影響によって、
・遠方(関東・九州)の納品においてリードタイムが伸びてしまった
・遠方への手配ができない、または手配できないリスクが高まっている
などのお悩みはありませんか?
近年、物流リードタイムの長期化は常態化しつつあり、翌日納品の遅延や着日調整の増加、繁忙期の残貨・延着などが発生しています。
こうした状況は、物流面の課題にとどまらず、販売機会や取引信用にも影響を及ぼします。
■お悩みに対する解決案
人手不足や規制強化が進む中、長距離輸送に依存しない体制づくりが重要です。関西圏に拠点を持つことで、安定した配送を継続できる物流基盤を構築します。
東日本などの遠距離から、西宮・尼崎物流センターまでトレーラーや5tコンテナ、大型車を使用して配送。関西圏、西日本エリアへの配送を近距離にすることで、翌日納品エリアを維持することができ、配送手配が困難となるリスクを軽減できます。
■納品リードタイムが短縮された事例(建設部材メーカーさまの事例)
建設部材メーカーさまの事例では、関東地方にある工場から西日本向けの工場や卸売店さまへチャーター便、路線便で出荷していました。2024年問題の影響で、西日本エリアの路線便のリードタイムが延長されてしまうこととなり、販売機会の損失やサービス品質の低下にお悩みを持たれていました。
そのため、尼崎物流センターに西日本拠点を設置し、関東~関西間の幹線を大ロット化。関西拠点からの配送へ切り替えたことで、翌着エリアの短縮を実現し、サービスレベルを維持することができました。
課題② 時間指定・車両手配難とコスト最適化
量販店や小売チェーンなど、納品先の時間指定が厳しい取引先への配送では、
・チャーター便への切り替えをしている
・納品物量の指定があり、多頻度での小口配送をしている
・バース予約システムへの対応により、厳しい納品時間指定のもとで配送を行っている
といった"応急対応"を重ね、配送コストが増加している状況が見受けられます。
特に、遠距離からの直接納品では、遅延リスクや荷待ちを避けるためにコストをかけざるを得ず、納品はできているものの、採算が合わないという状態に陥っている企業さまも多いのではないでしょうか。
■お悩みに対する解決案
送起点を需要地に近づけることで、時間指定対応や多頻度納品においても、物流品質とコストを両立しやすくなります。
東日本などの遠距離から、西宮・尼崎物流センターまでトレーラーや5tコンテナ、大型車を使用して配送。関西圏、西日本エリアへの配送を近距離にすることで、多頻度の納入や時間指定でもコストを最適化することが可能です。
また、近距離になることで以下のようなメリットもあります。
・引き取り手配への対応
・繁忙期のみならず、緊急対応へのリスクヘッジ
■納品時間を守りながら、配送コストが8%削減された事例(食品メーカーさまの事例)
食品の製造・販売しているメーカーさまの事例では東海地方にある工場から西日本向けの卸売店さまへチャーター便、路線便で出荷していました。
路線便のリードタイム延長・残貨・遅延対応のほか、繁忙期にチャーター便手配が困難となり、多大なコストをかけ宅配便を使用していましたが、尼崎物流センターを西日本側配送センターとして設置。工場から大ロットで尼崎物流センターへ在庫を転送。関西圏の卸売店さまへ小口配送することで、翌着エリアの維持、輸送コスト約8%削減、荷役ダメージ減を実現しました。
課題③ 化粧品・医療機器などライセンス対応物流
化粧品や医療機器を取り扱う物流では、特別なライセンスの有無、作業エリアの区分、出荷判定、法定表示対応など、 一般商材とは異なる厳格なルールへの対応が求められます。
その結果、
・ライセンス対応のために別倉庫へ横持ちが発生
・出荷判定を外注し、物流と品質管理の窓口が分断
・手配・調整が増え、リードタイムやコストが見えにくい
といった状況に陥り、「物流は機能しているが、管理が複雑で売上拡大の足かせになっている」という声も少なくありません。
■お悩みに対する解決案
西宮物流センターでは化粧品・医療機器を扱えるライセンスを保有しています。さらに保管・流通加工・出荷判定・出荷・配送手配を一体運用することが可能です。
同センターでは、
・法定ラベル貼付・検品・セット組み
・ロット/期限管理
・製造所出荷判定後の市場出荷対応
までをワンストップで対応できるため、横持ち・多重手配を削減することができます。
シンプルな手配フローにすることで、手配業務の煩雑さ、見えにくいリードタイムやコストが可視化されます。
また、一体運用にすることで以下のようなメリットもあります。
・繁忙期のみならず、緊急対応へのリスクヘッジ
・手配業務の削減による、管理業務の軽減
■出荷判定業務から配送までを一体運用し業務を簡素化した事例(化粧品メーカーさまの事例)
化粧品を企画・輸入・販売している化粧品メーカーさまの事例では、出荷判定や表示対応のためにライセンスを持つ外部業者へ委託しており、保管・加工・出荷が分断され、手配が煩雑になっていました。
製造業許可を保有する西宮物流センターをご利用いただき、保管・流通加工・出荷判定・全国配送を一体運用としたことで、
・出荷までのリードタイム短縮
・横持ちコスト・管理工数の削減
・品質・トレーサビリティの向上
を同時に実現しました。
まとめ
西宮・尼崎物流センターは、関西の港湾アクセス、多様なライセンス、高品質物流を兼ね備え、BCPや2024年問題にも対応可能な西日本の戦略拠点です。
関西圏への配送センターのみならず、西日本エリアへの配送にも最適立地として、遠距離輸送負荷の軽減、輸送コストの最適化、翌着エリア維持など、多くの企業課題を解決してきました。
また、化粧品・医薬部外品・医療機器など高度な品質管理が求められる商材への対応力を備え、製造業許可エリアでの流通加工・セット組み・封入作業を高品質に提供可能です。
さらに、フェリー輸送によるスイッチ輸送や災害時バックアップ、複数拠点による在庫分散などBCP面の強さも兼ね備え、企業の中長期的な物流戦略において「コスト・品質・スピード・安定性」を総合的に高める関西の中枢拠点として機能します。
物流に課題を感じていらっしゃる方はお気軽にご相談ください。
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