異業種5社
(飲料メーカーD社、食品メーカーE社、電機メーカーF社、精密機器メーカーG社、プラスチックメーカーH社)
異業種荷主の共同連携輸送により、CO2排出量を約37%削減
最大の課題であった環境負荷の低減に加え、ドライバーの労働環境改善によるホワイト物流の取り組みも実現することができました。
- 貸切輸送
- CO2排出量削減
- 2024年問題
- スイッチ輸送

スワップボディ車を活用した2拠点スイッチ運行と独自の運行進捗管理システムによる物流の見える化、D社のAIを活用した需給予測システム活用による物量平準化で定期運行を実現しました。
- 車両台数の削減:増トン車500台/年
- 運行効率の向上:実車率93.6%
- 環境負荷の低減:CO2排出量を158.2t /年(約37%)削減
を達成しました。
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課題
- 車両手配台数を削減したい
- 輸送効率を向上させたい
- 環境負荷の低減を図りたい
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解決策
荷台の脱着が可能なスワップボディ車を活用したスイッチ輸送と物流DXによる貨物量の平準化
- スイッチ輸送:長距離輸送において中継地点で荷台を差し替える効率的な輸送です。
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効果
- 環境負荷の低減:CO2排出量を158.2t/年(約37%)削減
- 運行効率の向上:実車率93.6%
- 車両台数の削減:5台/日⇒3台/日(40%)削減
どんな課題をお持ちでしたか?また、鈴与が提案した輸送によりどのような効果がありましたか?

CO2排出量の削減という課題に対して、期待以上の削減効果を得ることができました
環境負荷低減のために、輸送におけるCO2排出量を削減したいという課題がありましたが、具体的な解決策が見出せておりませんでした。
鈴与さんでは当社の運行ルートを分析、空走ルートに着目し、他社の輸送を組み合わせることで輸送台数を削減、CO2排出量を削減する提案を頂きました。
結果として、CO2排出量を年間158.2t、約37%も削減することができ、期待以上の効果でした。
鈴与をご利用してみてどのようなメリットを感じていますか?
空車距離を極限まで削減し、実車率を最大化
鈴与さんが構築した運行進捗管理システムを用いて物流を見える化したことで、輸送における無駄の発見や、より効率化できるルートを見つけて極限まで輸送の効率化を追及することができました。
- 運行進捗管理システム・・・物流DXの取り組みとして活用している鈴与の運行管理システム。出庫・待機・作業時間をタブレット端末で管理可能なシステム。
実際に鈴与と連携してみて、評価していただいている点について教えてください
さまざまな課題を解決してくれる、課題解決力・提案力を評価しています
今回の共同連携輸送では、最大の課題であった環境負荷の低減に加え、ドライバーの労働環境改善によるホワイト物流の取り組みも実現することができました。
この取り組みは、「令和3年グリーン物流パートナーシップ会議」において、「国土交通省 公共交通・物流政策審議官表彰」を受賞しています。
荷主企業が物流会社と共に取り組むことによって課題を解決できた、ということをアピールできたと思います。
導入サービス
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貸切輸送サービス
全国43拠点と2,600台の車両で、お客さまの課題に合わせて小口からトレーラーまで対応。
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環境配慮輸送
物流の全体最適提案を通じて、脱炭素社会・持続可能な社会の実現に向けたSDGs達成のための取り組みを進めています。


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