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歌川芳幾 よしいく ―忘れられた巨人―

2019年1月26日(土)~3月10日(日)
前期:1月26日(土)~2月17日(日)
後期:2月19日(火)~3月10日(日)

9:30~16:30(1月26日は10時30分開館)
休館日:月曜日(2月11日は開館)


『西洋道中膝栗毛』より 個人蔵


「東京日々新聞」861号 個人蔵


魚のおもちゃ絵 個人蔵

歌川(落合)芳幾 天保4~明治37年(1833~1904)

芳幾は浅草・田町の編笠茶屋に生まれ、歌川国芳に師事しました。号を一恵齋、恵齋、朝霞楼、洒落齋と称しました。作画期は江戸時代から明治30年代まで約50年間と長く、「頓智、発明、世才」に長けていたといいます。

開国を扱った横浜絵には、異人風俗を描いたものが多く、性格を反映して多岐に渡る題名、画題に取り組みました。また、30代より戯作者の仮名垣魯文らと交友し、文芸界との関わりは深いものでした。明治5年(1872)には「東京日々新聞」、後に「平仮名絵入新聞」を創立して新聞挿絵の世界を開拓しました。

1 開化物

幕末に芳幾は、横浜の錦絵に各国の言葉や動物を取り入れて描いた。また、明治初年には仮名垣魯文の『西洋道中膝栗毛』挿絵を描いている。

2 文芸

芳幾の錦絵には、古典物語、芝居絵、役者絵、それぞれに様々な工夫を凝らした揃物があった。幕末には木版の草双紙で、明治時代には活字印刷の実録物や読み物雑誌などで表紙や挿絵を大量に手がけた。また、新聞錦絵をはじめとして、雑誌や歌舞伎筋書本など、新しい分野を開拓した。

3 風俗

芳幾が描いた風俗画は意外と少ない。明治維新後には変わりゆく日本の様子や美人画、勧進大相撲なども描いていた。

4 おもちゃ絵

芳幾も国芳ゆずりの戯画を描いた。切り取って遊ぶようなおもちゃ絵もわずかながら残っている。中でも工夫を凝らした双六には当世風俗だけでなく、咄家、戯作者や演劇人との交流もうかがうことができる。

■主催
一般財団法人清水港湾博物館(フェルケール博物館)
■後援
静岡県教育委員会/静岡市/静岡市教育委員会/
朝日新聞静岡総局/NHK静岡放送局/
毎日新聞静岡支局/読売新聞静岡支局/
産経新聞社静岡支局/静岡新聞社・静岡放送/
中日新聞東海本社
■協賛
鈴与グループ