2020.12.18

グリーン物流パートナーシップ会議
商務・サービス審議官表彰を共同受賞

異業種3メーカーの共同連携輸送による労働環境改善・環境負荷低減を実現

   当社は、ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川正純、以下ライオン)、モンデリーズ・ジャパン株式会社(代表取締役社長・ガネッシュ・カシャップ、以下モンデリーズ・ジャパン)、株式会社J-オイルミルズ(代表取締役 社長執行役員・八馬史尚、以下J-オイルミルズ)とともにCO2排出量削減等の環境負荷低減とドライバーの労働環境改善を目的に、共同連携輸送を実施し、このたび、経済産業省「令和2年グリーン物流パートナーシップ会議」商務・サービス審議官表彰を受賞いたしました。

(参考)経済産業省「令和2年グリーン物流パートナーシップ会議」ホームページ

表彰式の様子 左から
J-オイルミルズ 石橋執行役員、経済産業省 岩城大臣官房 審議官、
ライオン 乘竹取締役執行役員、鈴与 松山取締役

経緯

   地球温暖化や環境負荷低減のために、物流分野におけるCO2排出量削減の取組みとして、ハード面の輸送機器・物流施設の改良や、ソフト面の輸送ルートの見直し・効率化に加えて、荷主と運送事業者間が連携することによる物流の全体プロセスでの効率化が必要となっています。また、運送業界ではEC事業の拡大等により物流需要が伸長する一方、ドライバー不足による慢性的な車両不足が続いており、女性や60歳以上のドライバーなども働きやすい労働環境の実現が急務です。
   本取り組みは、業界を超えた荷主3社の貨物を、当社の高積載型スワップボディ車を活用して、関東~中京の中間地点に位置する拠点で中継輸送を行うことで、輸送車両台数の削減や実車率の向上、作業時間および待機時間の削減を図り、環境負荷の低減に加え、ドライバーの労働環境改善を同時に実現しました。
   今回の受賞は、荷主3社と運送事業者である当社が連携し、物量波動の平準化や入出荷時間の調整などを通じ共同連携輸送を行うことで、環境負荷軽減と物流生産性の向上に貢献をしたことが評価されたものです。

成果及び今後の展望

   荷主3社の運行を連携させることにより、以下の効果が見込まれます。

  • 車両台数の削減:3台/日⇒2台/日
  • 運行効率の向上:実車率96.5%
  • 環境負荷の低減:CO2排出量を137.3t /年(約43%)削減

   また、本輸送には荷台を切り離すことができる高積載型スワップボディ車両を使用することで、以下の効果も見込まれます。

  • 労働時間の短縮:荷台を積込場所に切り離すことにより作業時間及び待機時間の削減
  • 労働環境の改善:2台の中継輸送により1泊2日運行を日帰り運行に改善
  • 車輛手配業務の削減:定期定時運行により車両手配・トレース業務の削減

   当社は、今回の受賞を機に、当該グリーン物流のさらなる定着を図り、長距離輸送の中継輸送やRORO船を利用した海陸一貫輸送によるお客様のCO2排出量削減やコンプライアンスを遵守した安心・安全かつ高品質な物流サービスを提供してまいります。

実施前フロー

共同連携輸送実施後のフロー

大型車よりも車内高が高い「背高型荷台」を使用
使用車両(高積載型スワップボディ車)

経営企画室 企画広報チーム 広報担当