エバラ食品工業株式会社様 契約書管理の業務改革をDX化で実現

年間600件以上の多種多様の契約締結の環境で、経営方針にかかる課題を改善

  • 契約書管理システム
  • 文書スキャニング
  • データ入力
  • 文書保管
  • 生産性の向上
  • 内部統制の強化
  • コスト削減
       契約書管理事例_エバラ食品工業様1.jpg

焼肉のたれやすき焼のたれなどの調味料の製造・販売を行い、多数の家庭用商品群で国内トップシェアを誇るエバラ食品工業株式会社様。
法務を中心に契約書管理のDX化を推進し、働き方改革と生産性向上の両立など3つの目的を掲げ、経営方針にかかわる目的の実現を目指しました。
今回は、鈴与の契約書管理サービスを利用したDX化の経緯や、導入後の効果についてお話を伺いました。

  • 目的

    • 働き方改革を重視した上で生産性を向上させる
    • 情報管理体制を整え、内部統制を強化する
    • 人的コストを含めた合理的なトータルコストの見直しを行う
  • 課題

    • 各部門での契約書管理の負担軽減
    • 法務での契約書閲覧の手間を削減
    • 働き方改革・在宅勤務への対応
  • 解決策

    • システムからBPO、保管まで一気通貫したサービスの利用
    • 堅牢な環境で契約書管理
    • クラウドサイン連携で電子契約と紙契約を一元管理

契約書管理の見直しに踏み切られたきっかけを教えてください。

契約書管理事例_エバラ食品工業様2.jpg

全社的なDX推進の一環として情報管理の改革に着手しました

世の中が、コロナ禍への対応や働き方を見直すなど、社会環境の変化に即した企業への変革が要求される時世となったため、当社ではDX推進を掲げて情報管理の改革に着手しており、契約書をはじめ会社法、税法など法律で定義する文書を【重要文書】と再定義し、適正適切な管理体制を目指す方向性が決まり、先ずは契約書管理の見直しに踏み切りました。

契約書管理見直しの目的を教えてください。

3つの目的を定めました

目的は3つありました。
1つ目は、生産性の向上です。在宅勤務、社員の健康推進に即した働き方改革を重視した上で、生産性をいかに向上させるかを目的としました。
2つ目は内部統制の強化です。情報管理体制を整えること、リスクマネジメントとBCP(事業継続計画)の実効性を高めることを目的としました。
3つ目はコスト削減です。人的コストを含めた、合理的なトータルコストの見直しも目的としました。

契約管理について、どのような課題がありましたか。

各部門でも法務でも、契約書管理の負担に拍車がかかる状況でした

当社では年間600件以上の多種多様の契約締結があり、様々な課題を抱えていました。
契約書の管理場面では、紙の契約書原本の管理を各部門にゆだねていましたので、部門での負担感、例えば一覧表作成、保管スペースの確保、期限管理などがありました。また法務では、締結済みの契約書の確認を行う際に部門への照会が発生するなど、手間が生じていました。
さらに、コロナ禍による在宅勤務が進み働き方に変化が生じるなか、契約締結から管理する課題に拍車がかかる状況となっていました。

  • 目的

    • 働き方改革を重視した上で生産性を向上させる
    • 情報管理体制を整え、内部統制を強化する
    • 人的コストを含めた合理的なトータルコストの見直しを行う
  • 課題

    • 各部門での契約書管理の負担軽減
    • 法務での契約書閲覧の手間を削減
    • 働き方改革・在宅勤務への対応
  • 解決策

    • システムからBPO、保管まで一気通貫したサービスの利用
    • 堅牢な環境で契約書管理
    • クラウドサイン連携で電子契約と紙契約を一元管理

鈴与のサービスをご選定いただいた理由を教えてください。

契約書管理_一気通貫.png

"紙契約と電子契約の一元管理" "トータルサービス"に魅力を感じたためです

先程の3つの目的にかなったのが、鈴与様の契約書管理サービスでした。
このサービスは、クラウドサインと連携し、紙の契約と電子契約の一元的な台帳管理、PDF化対応、期限アラート管理、廃棄と、契約書の発生から管理フェーズまで一気通貫したトータルサービスです。また、堅牢なセキュリティ環境で重要文書を保管するところに、他のサービスにない魅力を感じて導入を決定しました。

導入推進時に苦労されたことと、どのように乗り越えたかについて教えてください。

社内の共感を得ることに苦労しましたが、他部門と協力して乗り越えました

大切な契約書を外部で管理することに対して懸念の声が一部にあり、契約書管理サービスの導入で「3つの目的」が実現されることを説明して、社内の共感を得たことに苦労しました。
そこで、法務だけでなく、経営企画部門、情報システム部門のメンバーとプロジェクトを組み、それぞれの役割を分担して推進を行いました。 また、経営企画本部の役員に統括責任者を担ってもらったことで、全社への推進力をより強化できました。
加えて、解決すべきテーマとして、働き方改革、健康推進などがありましたが、それが経営方針と合致していたことも、他部門の共感を得て、円滑に導入を進める上で重要なポイントとなりました。

現在は第1期の導入を完了されて、効果はいかがでしょうか。

目に見える効果が出ていて評価を得ています

契約書だけでなく取締役会議事録などの電子化が進み、社内でも目に見える評価を得ています。
クラウドサインとの連携により、電子署名が完了した契約書、議事録はその日の深夜に鈴与の契約書管理システムに反映されるので、このスピードを感じたときは大変驚きました。今後、第2期として全社部門導入を行い、より大きな効果が得られるものと考えています。

※クラウドサインは弁護士ドットコム社提供の製品です。

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