2024.04.30

  • 3PLソリューション
  • 3PL基礎知識

物流情報システムで物流管理業務の負荷軽減と効率的な倉庫管理を実現!

システムのイメージ画像物流業務を効率化する重要性がますます高まっている中で、物流情報システムの導入は管理業務の負荷の軽減に繋がります。
鈴与はこれまで培ったDC倉庫の運営実績をもとに、お客さまが必要としている機能を備えた物流情報システムを自社開発しています。
各システムは相互連携や各種基幹システムなどとの連携実績があり、倉庫運営に活用するだけでなくお客さまの物流管理業務負荷の軽減を実現しています。
公開資料ではさらに詳しくシステムの特長やそれぞれのシステムを利用することでどのような課題が解決されるのかをご説明していますので、ぜひダウンロードしてご覧ください
▶資料:鈴与の物流情報システム

WMS(倉庫管理システム)

鈴与の物流システム.png

(1) WMSとは?

WMSとはWarehouse Management Systemの略で、倉庫管理システムとも呼ばれます。WMSは倉庫で保管する製品の在庫管理や入出荷を管理するためのシステムです。倉庫内の情報を一元管理できるため、多くのDC・倉庫で導入されています。
WMSによって機能が異なるため、自社の製品に合った機能を備えたWMSを選ぶことが重要です。

(2) 鈴与のWMS Suzuyo Cargo Master

鈴与はWMSを自社開発しています。
入荷から配送までを一元管理できることはもちろん、お客さまのご要望を反映した機能を追加するなど、アップデートしてきました。
鈴与のWMSの特長を3つご紹介します。

①細かな在庫区分や作業のステータス管理に対応
・ロット管理や賞味期限管理など、細かな在庫属性管理が可能
・良品、不良品、返品、サンプル品など属性管理が可能
・セット品やアソート作業などの流通加工作業に使用する部材管理も対応
・入庫・出庫時の期限日管理が可能
・入出荷作業や流通加工作業のステータス管理にも対応

②個別のニーズに対応した管理で庫内作業を効率化
・お客さまごとに引当ルールや格納ルールを設定可能
・ハンディやスマートフォンを活用したピッキング・検品に対応
・複数拠点に分散した在庫も一元管理が可能

③情報の出力・連携機能でデータのやり取りを効率化
・入荷実績、出荷実績をはじめとする情報をCSV形式で出力可能
・簡易的なデータ授受を実現するEDI機能
・他社OMSAPIによる自動連携可能

OMSとの自動連携については以下のコラムで詳しくご説明していますのでぜひご覧ください!
▶コラム:OMSとは?導入のメリットとWMSとの自動連携サービスもご紹介します!

在庫・入出荷状況管理システム


鈴与はSIIS(Suzuyo Inventory Information System)という在庫・入出荷状況管理システムも独自開発し、鈴与のDC・倉庫をご利用のお客さまにご提供しています。

(1) 機能

鈴与の倉庫に保管している在庫状況を、お客さまがインターネット上でリアルタイムに確認することができます。
在庫照会、受払履歴照会、入出荷状況照会といったメニューからいつでも在庫状況をご確認いただけます。

(2) 導入のメリット

お客さまの専用画面からいつでも在庫状況を確認できるため、鈴与の担当者へ在庫状況を確認する手間を省くことができます。
また、照会したデータはCSVなどでダウンロードすることができ、幅広くデータをご活用いただけます。

受発注管理システム

(1) 導入のメリット

受発注管理システムとは、複数の店舗やEC・通販サイトからの受注、商品情報などを一元管理できるシステムです。
受注情報などを一元管理することができ、受発注処理業務を効率化することができます。1サイトごと、店舗ごとの受注情報をとりまとめる必要がなくなるため、管理業務に割く人員を商品開発や販促活動といったコア業務に充てることができます。

(2) 鈴与のBtoB出荷向け受発注管理システム

各店舗および仕入先に対する受注・発注をWEB上で一括管理するだけでなく、鈴与のWMSと連携しているため、各店舗が受発注システムを通して入力した情報がそのまま倉庫への出荷指示になります。受注整理、出荷指示が不要となるため、受発注管理の業務負荷を軽減できます。

輸出入連携プラットフォーム(LTS)

(1)輸出入連携プラットフォームとは?

輸出入貨物の進捗情報を一元管理し、お客さまと情報連携できるプラットフォームです。
輸出入状況のエクセル管理、社内外の関係先へのメール・電話での確認を削減できます。リアルタイムに情報連携されるため、納品先さまへの納期連絡も、より正確かつスムーズに行えるようになります。

(2)導入のメリット

関係者間でタイムリーに情報共有をすることができます。
また、ファイル添付機能により書類を共有することができるため、メールの送付が不要になるだけでなく、過去の書類を見直す際にも便利です。
さらに、電子帳簿保存法対応のシステムと連携しており、手間をかけることなく貿易書類の法令対応が可能です。
▶国際輸送・輸出入事業

鈴与がご提供している物流情報システムがどのような課題を解決できるのかについては資料で詳しくご説明しています!ぜひダウンロードしてご覧ください。
▶資料:鈴与の物流情報システム

鈴与の3PLサービス

ご紹介した物流情報システムは、鈴与の物流サービスをご利用いただくお客さまに対して物流管理業務の負荷を軽減するサービスとしてご提供しています。
最後に鈴与の3PLサービスの特長をご説明します。

(1) 高品質な物流サービスをご提供

安全と品質に徹底的にこだわり、作業の標準化に取り組んでいます。
作業手順書やマニュアルを作成し、動画なども使用しながら作業スタッフへの教育を行っています。検品などの品質を担保するための重要なポジションには経験のあるスタッフを配置するなどのルールに則って運営することで、物量が増加しても品質を落とさない体制を構築しています。

(2) 細かな流通加工も対応

お客さまのニーズに合わせた流通加工作業にも柔軟に対応しています。商品のセット組みやラベリング、同梱物の封入、ラッピングなどさまざまな作業への対応実績があります。
医療機器や化粧品の製造業ライセンスを保有した倉庫もありますので、検品やラベル貼付などの製造作業も同一倉庫で対応が可能です。

(3) 豊富なDC倉庫運営実績

自動車部品や雑貨に加え、より精度の高い管理が求められる、食品、ワイン、化粧品、医療機器といった商材のDC倉庫を運営しており、1,000社以上のお客さまと取引実績があります。
BtoB向けのみならず、BtoC向けの物流も対応できますので、販路拡大の際にも物流面から柔軟にサポートします。
倉庫の立ち上げ、運営にあたっては、潜在的なお客さまの物流課題も明らかにした上で、お客さまに合わせた最適な物流サービスをご提供しています。
▶コラム:BtoB、BtoC一元管理のメリットとは?

商材ごとのサービスの特長はサービスページでご説明しています。
▶3PLサービスページはこちら

4章まででご紹介した物流情報システムも含めて鈴与の物流サービスをご利用いただくことで、お客さまの物流管理業務の負荷を軽減し、お客さまがコア業務に専念できるようサポートします。
独自開発しているシステムですので、お客さまのご要望に応じた機能を追加することも可能です。
物流管理業務において負担に感じていることや課題がありましたらぜひ鈴与にご相談ください。
▶鈴与に相談する

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